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母親が47年の職業生活を終えました。

 今朝、うちの母親から、2017年3月30日を持って47年の職業生活を終えた、というメールが来ました。

 

九州の田舎から出て来て、親族も知り合いもいない大阪の地で、僕ら兄妹を育てながら、1つの職業で47年間働き続けました。

(47年のうち、働いていなかった期間は僕ら兄妹が生まれる前後、2人併せて1年間。時代が違うとはいえ、今の自分たちの現状を考えるとすごいな、と思います。)

 

ずっと、鍵っ子で、家に帰っても誰もいない。なので、遅くまで家に帰らない習慣がつきました。病気になっても家に一人。そういった日々の中でも、特に不安なく生きて来られたのは、両親の生き方を自分なりに理解していたことがあるように思います。

(それに加えて、地域の様々な方に支えながら生きてきたからだ、という実感もあります。)

 

・何かしていないと気がすまず、休みでもずっと仕事や家事をし続けた人でした。

 

・自分のためではなく、人のために仕事をしてきた人でした。お金を自分のために使う事もほとんどありませんでした。

 

働く中で当然、様々な苦労もあったと思います。仕事を辞めようと思った事もあったかもしれません。自分も多々迷惑を掛けました。そういった日々の中でも日々頑張って生きていく姿から学ぶことも多く、自分を形作る要素になっているな、と感じる事もあります。

 

なかなか面と向かって言う事が出来ていませんが、今までありがとう、そしてお疲れ様を伝えたいと思います。